自分のお守り刀にふさわしい日本刀を探すこと、それはとても難しく長い道のりに感じている方も多いと思います。

一番大切なのは、自分自身が所持したいと感じる日本刀と出合うことだと思います。

その自分のお守り刀を見つける為の参考の一つとして考えて頂ければ幸いです。

お守り刀と聞くと太刀や刀の様に長い日本刀をイメージする方も多いと思いますが、長さの短い短刀も十分にお守り刀とすることが出来ます。古来より子供が成人と見なされる際日本刀が手渡されました。その真意は武器を持たせるというよりまず本人を守る為であり同時に命を懸けて家族、一族を守る担い手として認めるということでした。そして安易に鞘から刀身を抜くことを禁じ、常に行動や身の振る舞い方に責任を持たせました。使わない(使用しないで済む)事が最大の美徳と考えられています。しかしながら有事の時には手にした時に絶大の安心感を与えてくれるものでなければなりません。その為には見ているだけでも切れそうに感じられなければならないし、実際に刃物としての切る能力も無ければなりません。刃物として完成度が高ければおのずと機能美が備わるものであると思います。
日本刀には一千年以上の歴史があると言われています。その長い時間の中で武器としての本質を磨き今では十分な鑑賞に堪えうる美術品となりました。
大切なお護り刀だからこそ焦らずじっくりと検討されることが大切です。そして最高のお守り刀を手に入れられることを願っています。

日本刀には制作された時代により様々な流派や形があります。一口に日本刀と言っても種別だけでも太刀、刀、脇指、短刀、剣、槍、薙刀、長巻など長さや形によって分類されています。見た目には太刀と刀は非常によく似ていますが、時代別の戦闘の中での使われ方などにより身に着ける際の刀身の向きや幅や長さや形が変わります。たとえば太刀は古い時代で馬上戦の時、馬に乗っているため高い位置から振り下ろすことが多く、その場合は長さも長く反り(弓のように刀身が反っている事)が強い(深い)形になりました。その後時代があがってくると馬には乗らず立会いの状態で使用することが多くなってくると自分の間合いの長さに調整され、また反りが強いと深く切ることが出来ないため反りも浅くなり刀と呼ばれるようになりました。太刀の場合身に着ける際鞘を鎖のようなもので刃を下に向けてぶら下げ、刀の場合は帯に直接刃を上にして腰に差します。それは抜いた時に太刀の場合は相手を薙ぎ払うように振り、刀の場合は一度振り上げて振り下ろすことが多かったからです。ここでは文面の都合上要約してご説明しましたが、それぞれの日本刀には必ず理由があってその形状に進化しています。

日本刀を購入する一般的な方法として、
大きく分けて二通りございます。

信頼できる「刀鍛冶」に直接注文する

メリット:

  •  直接刀鍛冶に相談しながら好みを伝えられる。
  • 最初から作るので長さ、身幅、重さなどの細かい指定などにも応えられる。
  • フルカスタムオーダーメイドで、自分の為だけに打ち上げる事ができる。
  •  購入後でも制作した刀鍛冶自身の作品の為、アフターケアも安心。
  •  制作工程を見たり確認することも出来る。

デメリット:

  • 新たに刀鍛冶の手間賃、材料代研ぎ代、鞘(さや)代、ハバキ代など、新たに工賃が発生するため経費が高くなる。
  • 完成までに時間を要するため納期に時間が掛かる。

刀剣商(刀屋さん)で、様々な時代の日本刀を手に取り、自分好みの日本刀を購入する

メリット:

  • 時代を問わず多くの日本刀を見ることが出来る。
  • 好みの古い名刀を探すことも出来る。
  • 既に完成されているため材料費や刀鍛冶の手間賃、研ぎ代、鞘(さや)代、ハバキ代など新たに工賃が掛からないため、コストパフォーマンスに優れている場合がある。

デメリット:

  • 在庫の中で自分の気に入る日本刀が見つからない場合がある。
  • 古美術品としての日本刀の場合、適正な価格であるか判断が難しい場合がある。
  • 中古のため過去にどの様な使われ方をしたのか、前の持ち主が不明なことも多い。
  • 時代を経ているため使用感がある。
  • 基本的に現状のあるがままを理解し、それ以上の仕様の変更は難しい。

長文になりましたが、自分のふさわしい日本刀との出合いを心より願っております。

下島 房宙 拝

より具体的でおおよその費用を含む、詳しい資料は以下をご覧ください。

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